経営コンサルタント、澤田塾 塾長、ウェッジグループオーナー
わたしは、国の法律が大手ハウスメーカーにとって有利にできており、住んだ人が病気になって長持ちしない危険な家が「良い家」として推奨されている事実を知りながらも、何もできない自分に対してじくじたる思いで長い年月を重ねてきました。しかし、工務店経営時代に自分で建てた家がたった5年でリフォームの必要にせまられ、3人の娘たちがアトピー性皮膚炎を発症したことで、ようやく決心がつきました。「もう二度とお客様の不利になる家はつくらない。今日から接着剤やビニールクロスなどの体に害のある材料の使用を禁止する。材料がなければ命懸けでつくる。それができなければ会社をつぶす!」と社員の前で宣言したのです。体に悪い材料を一切使わず本物の家をつくれば、家が長持ちするのはもとより室内の空気がきれいになり、自然治癒力が高まります。わたしがセミナーで推奨している工法の出発点がそこにありました。